?(ひつじ)のヨガメモ

ヨガと読書と旅と…いわゆる日常の日記

着付けから逃げたくなった日。笑

その後全然書けていませんでしたが、7月上旬、無事に着付教室を卒業いたしました~。今では、時間はかかりますが、何とか一人で着られるようになりました♪着物を着ると背筋がシャンとしてこの感じ好きだなーっと思います。帯揚げや帯締め、帯と着物の合せもあーだ、こーだと考えるのが楽しい今日この頃。

その着付け教室もあと3回くらいという時に、スランプ~。何度やってもうまく綺麗に着られない。

やっぱり不器用だからしょうがない~。と一人ふてくされる。そして、得意の、すぐ諦める「もう、いいや」と。

 

そんな時、たまたまテレビをつけたら、香川照之さんと藤山直美さんの対談をやっていた。そこで藤山さんが、「皆ね、なんでも上手にできて、器用ですねーっていわはるんです。こっちは、やってるんです。ただ練習しましたーなんて言ったって面白くもなんともないでしょ。最初から器用な人なんていいしません。」的なことをおっしゃっていた。

ガツーンっときました。

 

着物も一緒。確かに、器用・不器用は関係あるけれど、自分が不器用なのはしょうがない。それなら練習して、練習して不器用さを乗り越えるしかないのだなーっと当たり前のことだけれど、第一線で活躍する人の口から「やっている」と聞いてハッとさせられました。努力しないで、諦めて、できる人は器用だから自分とは違うと自分に言い訳をする。じゃあ、私は、どうなりたくて着付け教室に通っているのだと。

何にでも通じることだけれど、要は、自分がどうなりたいのか。どうしたいのか。

迷ったり、逃げに走ろうとしている時は、それをしっかり再確認しようと思ったのでした。

思えば、ヨガも最初は、まぁひどい有様だった。「無理しないでください。ヨガはポーズをとることが目的ではありません。」と言われた。確かにその言葉は間違っていない。でもその言葉に甘えきっていた頃は、全然身体もひらかなかった。無理しすぎないラインを自分で探して、今の精一杯をやるよう心掛けるようになったら一気に身体が動くようになった。最初は「しんどい」の連続、それを乗り越えるとしんどかったけど、それ以上にできないことが出来るようになって楽しかった。

 

しんどいことをこれでもかっと踏ん張って続けた先でしか見えない景色があるのだと最近は思います。

 

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(打ち上げの席にて)