やる気スイッチはどこにある?
脳という難しい分野の話を対談形式で面白く読むことができました。何よりこの本には、私にとって衝撃的(大げさ)なことがいくつも書かれていました。
中でも、一番の衝撃。
糸井 やりはじめる前に、やる気がないのは当然なのですか?
池谷 はい。やってないから、やる気が出なくて当たり前です。……この現象はクレペリンという心理学者が発見して「作業興奮」と呼ばれています。作業しているうちに脳が興奮してきて、作業に見合ったモードに変わっていくという。
掃除をやるはじめるまでは面倒くさいのに、一度掃除に取りかかればハマってしまって気づいたら部屋がすっかりきれいになっていた、などという経験は誰にでもあると思います。行動を開始してしまえば、側坐核がそれなりの行動を取ってくれるから。p.208-210引用終了
確かに、試験勉強もやりたくないからぐだぐだしていて、やり始めたら結構楽しくて、なんでもっと早く始めなかったのかっと悔やんだ記憶があります。
やりたくないことも、面倒なことも、迷っていることもまずは身体を動かして実際にやってみないといつまでもスイッチは入らないという事実。
ヨガをやってみたくて、でもどうしようか迷っている方、思い切って一緒にヨガしましょ。お待ちしております♪
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私が、できそうにないアーサナ(ポーズ)に泥臭く挑み続ける理由。
「できないかもしれない」と心配するストッパーをはずさないことには、無意識のうちに能力にブレーキをかけてしまいます。一見「無理だ」と思えることでも、気持ちにストッパーをかけずにやり続けてみると、あなたの能力は飛躍的に向上することでしょう。p.113 引用終了
自分の能力云々にこだわっているわけではなく、年齢を重ねるといい意味でも悪い意味でも諦めがよくなったりするけれど、仕事でもプライベートでも、いつまでも粘り強くあがける自分でいたいと思うから、無茶だと思うことでもどうやったらできるようになるのかを試行錯誤しながらチャレンジする癖をヨガでつけています。
私のクラスで、ちょっぴりチャレンジ的なアーサナを入れるのもこれが理由。出来る出来ないが重要ではなく、心意気が大事♪